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2017年6月3日土曜日

磯竿シーバス(ボーダレス)とファイティングアブソーバー

ボーダレスの話

ボーダレスは340M-TとエクスセンスLB SS C2500MDHを利用していました。
ただ巻きとストップ&ゴー、シェイクくらいのアクションはできます。また、リフト&フォールなど「ゆっくり長く」アクションするメソッドも問題ないです。トゥイッチやジャークなど「瞬間的に動かす」アクションはロッドか衝撃を吸うのでよい動きにはなりません。そのため、使うルアーを選ぶタックルになります。バイブレーション、スピンテール、ワームのジグヘッドでのスイミングなどが使いやすいと思います。このあたり、磯竿シーバスを始めた泉さんのコアマンブランドのルアーはとてもマッチしています。
竿が柔らかいわりに意外と感度がよく、ベイトがあたる感覚やフックに乗らないショートバイトも感じれます。不思議な点はシーバスが居食いでヒットする場合が多く、違和感がないのかヘッドシェイクしないので根掛かりか分からないときがあります。その時はロッドを軽く上げて「聞く」必要があります。
キャスティングはロッドが柔らかいのでペンデュラムキャストが基本です。バス投げをしようとすると、ティップが折れないか心配になります。
近距離にルアーを落とす必要がある場合、ピッチングで竿の長さを生かして調整するのがよいかもしれません、
キャスト距離は30m以上はキャストで調整、10mくらいのピッチングでカバーできます。しかし、その中間がやりにくいので、使い方を工夫する必要があります。

ボーダレス+LBリールでシーバスキャッチ率は確かに上がりますが、気を付けないといけないことが数点あります。
まずシーバスをうまくヒットさせるため、ドラグを最適に調整する必要があります。リールのドラグをロックして全てLBでいなすより、LBを保険で使うと思った方がよいです。たとえばルアーを巻くときは緩めのドラグで乗りやすくして、ヒットしてからレバーブレーキをONにした後にドラグを絞めるなど、柔軟に対応することが最善だと思います。
次に、ルアーのフックは太い場合、刺さりが悪くすぐバレたりフックアップしない場合があります。体感的にST-46#6くらいで、竿を煽るフッキングを行うと衝撃をロッドが吸収してフックが貫通しなくなると体感しています。そのため、あえて細軸のフックに交換した方がいいと思います。自分は刺し重視ならガマカツのRB-HMやSP-M、もしくはコアマンフックを使います。
「フックは消耗品」と割りきるならPBに付いているガマカツのトレブル13は最適解かもしれません。魚が暴れてひん曲がっても、バーブまでしっかり刺さってシーバスがキャッチできます。

やりとりですが、うまく魚をいなし、潜るような動きに代わったらロッドを立てた方がよいです。こうなると竿のタメで魚が浮く→竿のタメが弱くなり魚が潜るを繰り返して魚が勝手に弱っていきます。タメがキツいと反発が強くなり過ぎて身切れ起こす可能性があります。常に竿にかかっているテンションを確認し、かかりすぎているのであればLBで竿のタメを抜かすのも重要です。

ファイティングアブソーバーの話

今年に入ってから、ボーダレスと並列でエクスセンス S1010-1110M/RF-T (ファイティングアブソーバ)を使っています。
ファイティングアブソーバですが、エクスセンス340M-Tと比べると少し重いです。これは、シルキーズームを搭載した分の重量だと思います。また、エクスセンスLB SS C2500MDH よりも New エクスセンスLBなど C3000クラスのリールの方がバランスが良いと感じます。この重さの差でボーダレスを完全に手放すに至っていません。


ロッドの硬さですが、ボーダレスとAR-Cの中間という表現をシマノや泉さんがしています。概ねその通りで、ボーダレスよりも少し硬いです。ですがシーバスロッドと同じ感覚で使うより、ボーダレスの延長と考えた方が扱いやすいと思います。ボーダレスの話で書いたことはファイティングアブソーバーでも共通的です。
ガイドはベリーの1番ガイドが通常のKガイドになっています。これ、キャスティング時のライン抜け改善以外に、ルアーのフックキーパーに使えます。ボーダレスの場合はリールベールにルアーフックを引っ掛けるか、別途フックキーパーを付けるしかなかったので結構便利です。


シルキーズームですが、通常状態が重心のバランスがよく、伸ばすと前重り気味になります。なので、自分はロングキャストをするときだけ伸ばして、縮めてからボーダレスと同じ感覚で使う場合と、伸ばしたままロッドを脇に挟んで巻き、別のロッドを扱う感覚で使う2通りの使い分けをしています。脇に挟む時にエンドがもう5cm長かったらと感じることも多いです。
使って盲点だったのは、ロッドを短くするとラインテンションが抜けます。ファイト中に長さを調整するときは特に気を付ける必要があります。

共通して

どちらもシーバスのキャッチ率を相当あげることができると思います。特にテクトロをする場合、向こう合わせのフックアップが多くなり、びっくりするほどキャッチできるようなります。
シーバスがヒットした後は強い合わせよりも、長い(スイープな)追い合わせを入れるとその後安心して取り込みができます。
デイゲーム専門のロッドと割り切ってます。ナイトだと視界が悪いため長いロットだと扱いにくいことと、IMガイドなのでラインのティップがらみがそこまで発生しませんがKガイド系と比べると発生頻度が高いこと、さらにティップがらみするとテレスコピックロッド特有のガイドがずれが発生し、そのことに気づかず使い続けるとライントラブルが発生するからです。
確かにフックの乗りの良さはバチパターンだと優秀なのですが、それならKガイドタイプのソリッドティップなロッドの方がトラブルが少ないと思います。

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