と思っていたところ、アウトドア界隈では「メスティンを利用した自動炊飯」が流行っているとのことで、色々情報を仕入れて試してみました。
で、結果かなり簡単に暖かい食事ができる上、火をつけたり保温バックに入れる作業以外は丸々待ち時間になります。待ち時間はリーダーの編み直しやルアーのフック交換などに回せ、この調理法は陸っぱりの釣りのに向いているではないかと思い共有したいと思います。
ここでは、1合を炊く事をベースに解説していきます。
必要な道具
メスティン
トランギア社のものが有名な、アルミ製の弁当箱みたいなアウトドアの調理器具です。
2019年11月現在、Amazon.jpのマーケットプレイスで中華業者がトランギアの偽物を販売したり、正規品が2倍くらいのプレミア価格で売られていますが、Amazon.co.jpが販売/出品している通常のものはトランギア正規品が購入できます。1,760円で購入できるのでこちらを購入しましょう。
固形燃料
飲食店でミニ鍋を注文した時に、加熱用に火がついているものを利用して火種とします。ニイタカのカエンニューエースが有名ですが、100円ショップのものでも十分です。
1合の米を炊く場合、秋なら20gくらいで十分米を炊くことができます。厳冬期の場合でも、25g-30gを準備すれば安心かな?マッチ/ライターも準備が必要です。
1合の米を炊く場合、秋なら20gくらいで十分米を炊くことができます。厳冬期の場合でも、25g-30gを準備すれば安心かな?マッチ/ライターも準備が必要です。
ストーブ/五徳
風防
風が吹くと火力がメスティンに伝わりにくくなります。風防を準備しておけば、安定して加熱することができます。
また、メスティンにぴったり合わせるようにすれば熱も逃げにくくなります。
お弁当保温バッグ
あれば便利なもの
口広のプラスチック水筒
メスティン自動炊飯は、あらかじめ30分以上米に吸水させておくことがポイントです。その際にメスティンに米を入れ、水を入れて待つよりもプラスチック水筒に米を入れて水を入れておき、炊飯するタイミングでメスティンに移せば準備時間を短縮させることができます。
この手の有名なものはナルゲンですね。
この手の有名なものはナルゲンですね。
事前に米を吸水させておく際、調理する際の水量より少なくするのがコツです。水筒からメスティンに米を移すとき、どうしても壁面に米粒が残ります。追加の水を入れてシェイクすることで、この米粒を取ることができます。
軍手
加熱調理するため、メスティンは高温になります。熱いものを保つために軍手を用意すると火傷を防ぐことができます。
白米大好きこれだけでもOK派の方を除けば、おかずも必要になると思います。この調理法では、温めて美味しくいただけるものを準備しておきましょう。炊く際に重しになる缶詰なんかがベストです。
調理方法
米を30分以上吸水させる
米を炊く前に、水に漬けて30分以上吸水させておきます。ランガンしている間に上述の口広の水筒に米と水を入れて吸水させておきましょう。
最近は1合パック単位で使えるお米パックなどもあります。自炊ほとんどしない方は、こういうのがあると便利かもしれません。実際、僕はすごく役立ってます。
ストーブと風防を準備し、固形燃料に火をつける
メスティンをストーブに乗せて、固形燃料が消えるまで待つ
固形燃料を利用した自動炊飯の凄いところはこれです。火が消えるまで調理に関してすることはないです。ニューカエンエース 20gの場合、だいたい15分〜20分ほど燃焼し続けます。
吹きこぼれて蓋が取れることはないですが、おかず用の缶詰を蓋の上に置くと一緒に加熱することができます。
火が消えたらメスティンを逆さにして10分ほど保温バッグに入れる
逆さにする際に軽く振ってお米が蓋側に落ちるようにしてください。底面の余熱でお米が焦げることがあります。また、保温バッグにおかず用の缶詰やレトルトカレーも一緒に入れておけば一緒に加熱することが可能です。
メスティンを元の向きに戻し蓋を開けて出来上がり
他にも、お湯を沸かして飲み物やカップ麺を調理にする作ることもできますし、マルタイの棒ラーメンなんかもこれで作ることが可能です。
ということで、荷物入れに余剰スペースがあるのであれば一式準備すれば暖かい食事が取れるという紹介でした。
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